米国南部テキサス州ルイジアナに間もなく上陸するハリケーン「ローラ(Laura)」は26日、5段階で上から2番目の「カテゴリー4」にレベルアップしている。
カテゴリー4とは「非常に危険」な勢力。米国立ハリケーンセンター(NHC)は最大6メートルの「生存不能な」高潮が起きる可能性を警告。
テキサス州やルイジアナ州の沿岸地域では数十万人に避難命令が出されている。

「生存不能」という言葉はものすごいインパクトだ。
日本では聞いたころがない。
つい最近も大雨で深夜に、警戒レベル4の警報が鳴ったが、「避難勧告」だから大丈夫と呑気に寝直した。
先日の球磨川氾濫のニュースを見ていて、警戒レベル5が出て、「命を守る行動をしてください」とアナウンサーが何度も繰り返していた。
予測は難しかったかもしれないが、もっと前から「生存不能な」なんて厳しい言い方をされたら、間違いなく避難をはやめただろう。

NHCによるとローラの最大風速は約61メートル。メキシコ湾沿岸に上陸する見通し。
NHCは「大きく破壊的な波を伴った生存不能な高潮が発生し、テキサス州のシーリム州立公園(Sea Rim State Park)からルイジアナ州のイントラコースタルシティー(Intracoastal City)にかけて壊滅的な被害をもたらす」と警告している。

一部地域では高潮が内陸約48kmに達し、満潮と重なることで潮位が通常より最大4.5〜6メートル上昇する可能性があると予測している。 

こんなハリケーンがもし国内で発生したら・・・。
どこに避難したらいいのかを普段からしっかり考えておく必要がありますね。