台風10号の動きが怪しくなってきました。
戻ってくる予報が的中。
そのまま東に行ってしまうという意見は消え
関東直撃です という意見が残ったみたいです。

かなりヤバい進路です。
大雨洪水、強風に注意が必要になるでしょう。

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台風10号ライオンロック
いずれにしても、今日は朝から40点が出ています!
仕事さっさと切り上げて、行くしかない!!!!!

週末はどこもかしこもサイズアップが期待されます。

初心者のみなさん、波が大きくなると海には川のような流れが発生します。
理由は簡単。
波が来た分だけ、海水が沖に戻ろうとするのでそれによる離岸流が発生し、その離岸流と押し寄せてくる波とぶつかることにより海流が起きるのです。
あとは、風の影響や、もともとある海流などもあります。

波の向こうに行こうと思いっきりパドルしてやっと出れた~
と思って休んでいたら、どんどん流されているなんてことになります。
とくに離岸流に乗ってしまったら、流される方向は「沖」
「漕いでも漕いでも岸に近づかない」
そうなってくると、焦ってきてパニックに。

テトラポットの近くでサーフィンしていると、テトラポットがどんどん近づいてきて漕いでも漕いでも離れられない。
そんな経験は誰でも一度や二度はあるものです。
しかし、ここ数年始めたばかりの初心者のみなさんはどうしていいかわからず焦るばかり。
そのうち体力もなくなってきて、休憩。
そしてまた流される・・・。

そんな時絶対やってはいけないことがあります。

それは「泳いで帰る」

ちょっと泳ぎに自信のある方に多いのですが
ボードの浮力がじゃまになって進まない。
だったらボードより命。
この距離だったら泳いで帰れるはず。

そう思い、リーシュを外して 泳いで帰ろうとします。
その結果は・・・
悲しい事態が待ち受けています。
しばらく泳いで前に進んでいないことに気が付きます。
その時にはすでに時遅し。手放したボードはどんどん流れて行ってしまいそれを追いかけようとしてももう無理。
徐々に体力がなくなってきて・・・。

海に出たらどんなことがあってもボードを手放さないでください!

ボードがあれば浮いていられます。
もし、足がつっても、ボードにつかまってさえいれば沈みません。
リーシュさえしっかりつけていれば、離れても手の届く範囲にあるはずです。
空からも陸からも探されることになったら、ボードは目立ちますが人間だけだと発見されません!

どんなことがあってもボードにしがみついていてください!
そのボードがあなたの命を救ってくれることになります。

テトラポットの近くでも、全く同じです。
テトラポットに近づいてしまったら・・・。
そこには海底に引き込むような流れや渦が発生している場合があります。
ベテランサーファーでも抜け出せない危険な場所が多く存在します。

波が大きい日はそんな場所でのサーフィンをできるだけ控えてください。
気が付いたら・・・
なんてことになると取り返しのつかないことになってしまします。

大波にチャレンジする勇気も必要ですが
自分の技量を考えて、やめる勇気も必要です!

どうぞ楽しい週末を!

そして、出かける前にもう一度 リーシュのチェックをしてください。

そして、そして笑顔で家族の元に帰ってくださいね~

今日の写真はライオンロックをゲットした東台湾。
これからがベストシーズン!
最低2泊3日でいける一番近い海外トリップはいかがですか?
空いてるポイントで極上の波が待っています!
年末年始もそろそろ埋まってきています。
今年の年末トリップは東台湾で決定!!
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