いよいよシルバーウィークですね~
がっつり休みを取って、サーフトリップ!
なんて人も多いと思います。
そこで、休み前に知っておきたいサーフトリップで失敗しない方法を考えてみました!

事前に情報を入れておく

弊社にこんな電話が入ります。
「種子島にいるんですけど、スクール探しているんですが・・・」
「奄美大島にいるんですけど、サーフガイドお願いします。」
人生出たとこ勝負もいいのですが、行ってからできることとできないことがあると思います。
ある程度は事前に情報を集めておきましょう!
ガイドやスクールが宿のサービスになっている場合は宿泊者以外はうけられないことも多々あります。
スクールはともかく、その場所でガイドを探しているということはすでによくわからない状況に陥っているのでは?

「おじゃまします」の気持ちを忘れずに

この仕事を始めることになったきっかけが、サーフトリップジャーナルの創刊号だったのですが
その時に奄美大島に行かれたレジェンドのみなさんの記事に感動した記憶があります。
世界中を旅している抱井保徳さんが何気なくしている日常的なことでなにも大げさなことじゃなく
他人の家にお世話になる時にだれでも「おじゃまします」という気持ちを持つはずで
サーフトリップも他人の家に入るのと全く同じなので「おじゃまします」という気持ちが重要という内容でした。
自分の家に来たお客さんが主人を気取って勝手な振る舞いをしたらどう思いますかね?
人の家の冷蔵庫あけたり、戸棚あけてお菓子食べてたら、テレビ見て大声で笑ってたり・・・

そんなことする人いないですか?
フレンドリーですまされる人もいると思いますが、嫌な思いをする人もいると思います。
サーフトリップを成功させるために必要なのは「おじゃまします」の気持ちということです。

挨拶しましょう!

挨拶のしかたって世界共通かと思っていませんか?
実は場所によってはまったく違うことがあるのです。
日本は「こんにちは」「おはようございます」といってお辞儀するのが一般です。
お辞儀というのは・・・
「小学生じゃない」って怒られそうですが
頭を上から下に下げますよね。
世界では頭を下から上にあげるのが挨拶という場所もあるみたいです。
「あっちけー」って言われているような気がしたので後で聞いてみたら
「それって挨拶だよ~」と教えてくれて
「日本人は挨拶の仕方も知らない」と言われてしまったことがあります。
その場所場所で違うんですよね~
仕方は違っても明るく「こんにちは!」「おはようございます!」と挨拶しましょう!

ある島ではレジェンドが若者たちに「挨拶もできないやつはサーフィンするな!」と教えてきています。
ですから、海の周辺では明るい雰囲気でみんな挨拶が交わされているんです。
その輪に入れるかどうか・・・
基本は挨拶です!

ゴミは持ち帰りましょう!

当たり前のことなんですが、ゴミはゴミ箱へという感覚を忘れてください。
とくに弁当ガラ。
みなさんが立ち去ったあと、野生の動物たちが荒らします。
ちらかったゴミは誰が処理するのでしょう?
ゴミは買った場所で処分するか、ホテルや自宅に持ち帰って分別して処理してください。
サーファーの常識です!

わからなかったらローカルに訪ねましょう

「知らなかった」ですまされないことがあります。
駐車の問題、トイレの問題、騒音の問題などでサーファー駐車禁止のところが増えています。
車が止まっているから、大丈夫だと思って止めた なんてことが原因でサーフィン禁止とか
サーファー禁止を招くのです。
そりゃ、有料駐車場ならお金払って止めるので止める分に関しては文句は言われないと思いますが
深夜にやってきて、カーステガンガンならして、キャーキャー騒いで、自動販売機のコンセント抜いて
携帯充電してたり、炊飯器でご飯たいたり・・・。
そんなシーン見たことないですか?
茨城の有名なポイントに行ったときにまさにそのシーンを見かけたことがあります。
ローカルと口論になり、当時大問題になったことを覚えています。
今どきそんな奴はいないと思いますが・・・。
車の止め方、止める場所が大きな問題になることがありますので、わからないときは必ずローカルに確認してください。
ローカルがいなかったら、サーフショップに行って聞いてみましょう!

その場所の人達と触れ合いましょう

カップルにありがちですが、せっかく旅に行ったのに誰とも会話しなかった
なんてことありませんか?
まあ、二人の愛を確かめ合う旅行によそ者は必要ないのかもしれないですが
もしそれがサーフトリップだったらちょっと違うような気がします。
ここはあくまでも私感ですが、地元の人達との会話ってとても重要だと思います。
おじいちゃん、おばあちゃん、釣りしている人、なんか拾っている人見かけたら
必ず声かけてみることにしています。
そこから思いもよらぬ出会いに発展したり、貴重な情報もらったりなんてこともあります。
挨拶の延長なのかもれいませんが、地元の人とお話しするってとても大切だと思います。

「おじゃましました」「また来ます!」感謝の気持ちだけ残して

楽しませてくれた自然に、そしてその自然を守ってくれているローカルサーファーのみなさん
住民のみなさんに感謝の気持ちを忘れず「おじゃましました」と言って帰りましょう!
へんな鍵や鎖を展望台に結び付けたり、記念に名前書いたりは絶対にやめましょう!

残すのは「感謝の気持ち」と「思い出の写真」にしましょ!

まとめ

よくない言葉ですが、「旅の恥はかき捨て」なんてことは思わずに
「おじゃますます」の気持ちを持って楽しい、そして思い出深い旅をしてください!