6月中旬を迎えようとしていますが、いまだ台風の発生がありません。
今日の世界の天気図を見てもアジア周辺には熱帯低気圧発生の雰囲気も・・・。
さらに、先週からたいした量の雨が降っていないため渡良瀬川では10%取水制限が始まりました。
今週も今日は恵の雨となりますが、以降はまとまった雨が降る予報にはなっていません(TT)

取水制限

台風が発生しない理由は・・・
熱帯の大気循環が変化している からだという。
過去に例が少ないので予想が難しい・・・。

例年なら5月までには発生する台風が今年は6月10日になっても発生していない。
1998年以来で、観測史上4番目の遅さ。台風が生まれるフィリピン近海に高気圧が張り出しているためだ。

台風は年平均で25.6個発生し、4月は0.6個、5月は1.1個と、例年は複数発生している。昨年は12カ月連続で発生したが、今年は発生がいまだにゼロだ。
過去に発生が遅かったのは98年7月9日、73年7月2日、83年6月25日。今年は52年6月10日午前3時の記録を更新した。

気象庁によると1号の発生がずれ込んだ年の大半が、エルニーニョ現象がピークを迎えた翌年だった。
現在、2014年に発生した同現象は終息したが、インド洋の海面水温が依然として高く積乱雲の発生が活発化。
一方、フィリピン近海が高気圧に覆われ、積乱雲の発生が不活発で台風ができにくい。同庁は「熱帯の大気循環が変化している」(予報課)と説明する。

発生が遅いからといって被害がないとは限らない。最も遅かった98年は7月以降16個発生。
9月には7、8号が上陸し、近畿を中心に大雨、暴風となり死者も出た。同庁は「7月以降に集中する恐れがある」と話す。
日経農業新聞から抜粋 写真はYahoo!ニュースより

いずれにしても、今日の雨以降は雨の予報が出ていないので、「節水」に意識を向ける必要がある。